![大井川鐵道が100万円の“記念きっぷ”を発売!!](/files/blog/2/blog_posts/2025/01/00000002_eye_catch__thumb.jpg?1015699724)
大井川鐵道が100万円の“記念きっぷ”を発売!!
「SLかわね路号」で知られる大井川鐵道は、近年「きかんしゃトーマス号」の走る路線としての知名度が高くなっているようです。
その大井川鐵道は、今年3月10日に創立100周年となります。
その100周年を記念したグッズの販売をはじめたのですが、それがなかなかユニークです。
まずは、100万円の記念きっぷ!(送料が別途必要)
100万円あれば、豪華を売りにするクルーズトレインに乗れますよね。
大井川鐵道にはユニークな列車が走りますが、100万円も必要なクルーズトレインは走っていません。
それでも100万円するのは、純金製だからです。
上の画像がその見本です。桐の箱に収められているようです。
券面には
「創立100周年」記念
大井川鐵道大井川本線乗り放題
純金フリーきっぷ
と記されています。有効期限は2026年3月31日です。
現在、大井川本線は金谷~川根温泉笹間渡間20.0kmで運行しています。
その片道運賃は920円。「SLかわね路号」に乗ると急行料金は1,000円ですから、年間260往復強乗れば元が取れます…って、そんな乗り方をする人はほぼいないでしょう(笑)
一方、このきっぷに使われている金の重さはわかりませんが、純金としての価値がありますので、ある程度気ままに乗ったうえで、あとは資産と考えて自宅に飾るなどするとよいでしょうか。
もっとも、乗り放題だからと100万円のきっぷを持ち歩くのかと聞かれると、ちょっと考えてしまいます…
なにはともあれ、ユニークなことを次々に展開している大井川鐵道さん、今回も100周年を機に「初めてのこと、おもしろいことにどんどんチャレンジしてまいります。」と表明しています。楽しみですよね。
ちなみに、100万円きっぷは受注生産です。
では、他に発売される100周年記念グッズをみてみましょう。
100周年記念コイン(上)と、大井川鐵道初の名刺乗車券(左下)
100周年記念コインは、表面が昭和10年製の大井川鐵道自社発注車「121」のイラスト、裏面は登録有形文化財となっている新金谷駅駅舎のイラストです。
こちらも送料別ですが、販売価格は1万円です。
急に手の届きやすい価格となりました。
200枚の限定生産のためシリアルナンバーが入ります。これまでの100年と次の100年にむけてという意味で200枚だそうです。
左下にあるのは、大井川鉄道初の「名刺乗車券」2025年版です。
1セット100枚で12,000円+送料となります。
1枚につき1回、大井川鐵道に乗車できる片道きっぷになるそうです。ただし、使用後は必ず回収されます。
とはいえ、1回120円と考えれば安いですよね。なにせ、前述のとおり金谷~川根温泉笹間渡間は片道運賃が920円です。
鉄道仲間に渡す名刺にも、大井川鐵道の乗車券にも使える二刀流の名刺です。
この他に、100周年記念腕時計も発売されています。
ここまで取り上げた記念グッズともども、大井川鐵道のオンラインショップで購入ができます。
大井川鐵道に残る自社発注車121が現役時代の写真
100周年記念コインの表面になっている「121」が現役だった頃の写真が、大井川鐵道に残っています。それが上の写真です。
蒸気機関車に詳しい方でしたら、国鉄C12形と一緒ということがわかるものと思います。
昭和10年ですから日本国有鉄道(国鉄)が発足する前の鉄道省の時代です。
当時は、国が設計した機関車と同仕様のものを私鉄が発注することができました。これが自社発注機と呼ばれるもので、大井川鐵道はC12形を発注したのでした。ただし、国鉄C12形とは幾分異なった部分があります。
その機関車番号はそれぞれの鉄道会社がつけるので、「121」となっています。これが国鉄だったら「C12 1」となっていました。
ちなみに、同機は大井川本線電化の際に岡山県の片上鉄道に譲渡され、C12-202として活躍しました。
参考:
大井川鐵道の公式サイト
【100周年企画 第1弾】記念商品・ツアー 100周年ならではの各種グッズ・特別企画
大井川鐵道オンラインショップ
その大井川鐵道は、今年3月10日に創立100周年となります。
その100周年を記念したグッズの販売をはじめたのですが、それがなかなかユニークです。
まずは、100万円の記念きっぷ!(送料が別途必要)
100万円あれば、豪華を売りにするクルーズトレインに乗れますよね。
大井川鐵道にはユニークな列車が走りますが、100万円も必要なクルーズトレインは走っていません。
それでも100万円するのは、純金製だからです。
上の画像がその見本です。桐の箱に収められているようです。
券面には
「創立100周年」記念
大井川鐵道大井川本線乗り放題
純金フリーきっぷ
と記されています。有効期限は2026年3月31日です。
現在、大井川本線は金谷~川根温泉笹間渡間20.0kmで運行しています。
その片道運賃は920円。「SLかわね路号」に乗ると急行料金は1,000円ですから、年間260往復強乗れば元が取れます…って、そんな乗り方をする人はほぼいないでしょう(笑)
一方、このきっぷに使われている金の重さはわかりませんが、純金としての価値がありますので、ある程度気ままに乗ったうえで、あとは資産と考えて自宅に飾るなどするとよいでしょうか。
もっとも、乗り放題だからと100万円のきっぷを持ち歩くのかと聞かれると、ちょっと考えてしまいます…
なにはともあれ、ユニークなことを次々に展開している大井川鐵道さん、今回も100周年を機に「初めてのこと、おもしろいことにどんどんチャレンジしてまいります。」と表明しています。楽しみですよね。
ちなみに、100万円きっぷは受注生産です。
では、他に発売される100周年記念グッズをみてみましょう。
![100周年記念コイン(上)と、大井川鐵道初の名刺乗車券(左下)](/files/uploads/20250103_2__small.jpg)
100周年記念コインは、表面が昭和10年製の大井川鐵道自社発注車「121」のイラスト、裏面は登録有形文化財となっている新金谷駅駅舎のイラストです。
こちらも送料別ですが、販売価格は1万円です。
急に手の届きやすい価格となりました。
200枚の限定生産のためシリアルナンバーが入ります。これまでの100年と次の100年にむけてという意味で200枚だそうです。
左下にあるのは、大井川鉄道初の「名刺乗車券」2025年版です。
1セット100枚で12,000円+送料となります。
1枚につき1回、大井川鐵道に乗車できる片道きっぷになるそうです。ただし、使用後は必ず回収されます。
とはいえ、1回120円と考えれば安いですよね。なにせ、前述のとおり金谷~川根温泉笹間渡間は片道運賃が920円です。
鉄道仲間に渡す名刺にも、大井川鐵道の乗車券にも使える二刀流の名刺です。
この他に、100周年記念腕時計も発売されています。
ここまで取り上げた記念グッズともども、大井川鐵道のオンラインショップで購入ができます。
![大井川鐵道に残る自社発注車121が現役時代の写真](/files/uploads/20250103_3__small.jpg)
100周年記念コインの表面になっている「121」が現役だった頃の写真が、大井川鐵道に残っています。それが上の写真です。
蒸気機関車に詳しい方でしたら、国鉄C12形と一緒ということがわかるものと思います。
昭和10年ですから日本国有鉄道(国鉄)が発足する前の鉄道省の時代です。
当時は、国が設計した機関車と同仕様のものを私鉄が発注することができました。これが自社発注機と呼ばれるもので、大井川鐵道はC12形を発注したのでした。ただし、国鉄C12形とは幾分異なった部分があります。
その機関車番号はそれぞれの鉄道会社がつけるので、「121」となっています。これが国鉄だったら「C12 1」となっていました。
ちなみに、同機は大井川本線電化の際に岡山県の片上鉄道に譲渡され、C12-202として活躍しました。
参考:
大井川鐵道の公式サイト
【100周年企画 第1弾】記念商品・ツアー 100周年ならではの各種グッズ・特別企画
大井川鐵道オンラインショップ