
各駅を訪ねて【名鉄犬山線】線内最長の駅名 徳重・名古屋芸大駅
↑対向ホームと跨線橋で構成される徳重・名古屋芸大前駅
徳重(とくしげ)・名古屋芸大駅は、大正元(1912)年8月6日の枇杷島橋[廃止]~岩倉~西印田[(一宮線)廃止]・犬山間開業と同時に徳重駅として開業した駅です。
太平洋戦争末期の昭和19(1944)年に休止となりましたが、戦後すぐとなる昭和21(1946)年9月15日には営業を再開しています。
中部国際空港が開港してミュースカイが走りはじめ、愛知万博(愛・地球博)が開催された平成17(2005)年1月29日のダイヤ改正で、現駅名である徳重・名古屋芸大になりました。
駅から東へ約650メートルのところに名古屋芸術大学東キャンパスが、駅から西へ約1キロのところに同大学の西キャンパスがあるため、その最寄り駅ということがわかる駅名となったのです。
名古屋芸術大学西キャンパスに近いところには県立西春高校もあるため、普通列車しか停まらない駅ながら、利用者数はかなり多い駅です。
上下線別々の対向ホームがあり、両ホームを跨線橋が結んでいますが、改札口は上り線・下り線それぞれの犬山側にあります。
↓北名古屋市の北端近くに位置する

徳重・名古屋芸大駅は北名古屋市にあります。
かつて、駅の東側が師勝町、駅の西側が西春町でしたが、平成18(2006)年3月10日に両町が合併して北名古屋市となりました。
ちなみに、徳重は駅とその西側に広がる旧西春町側の地名です。
上の画像で赤い線で囲まれた部分が北名古屋市です。その北端に近い場所に位置している駅ということが分かります。
北の市境には桜並木で知られる五条川が流れていて、桜の季節には、電車からでもその様子を楽しむことができます。
↓岩倉市と北名古屋市の市境を流れる五条川

ところで、徳重・名古屋芸大は駅名として長いですよね。
ナカグロ「・」を含めると8文字で、瀬戸線の大森・金城学園前とともに名鉄線で最長文字数の駅名です。どちらも学校関係というところが面白いです。
辺り一帯は濃尾平野のど真ん中のため平坦な土地で、かつては農村地帯でした。
しかし、名鉄名古屋駅まで普通列車ながら所要18分、二つ先の上小田井駅からは地下鉄鶴舞線で丸の内・伏見といったオフィス街に直行できることから、名古屋通勤圏の住宅街になっています。
平坦な地にある住宅街の駅となれば、駅まで自転車を使うにはうってつけの立地です。
それだけに、徳重・名古屋芸大駅のまわりには、所狭しと駐輪場が造られていて、どこもしっかり活用されている様子です。
きっと、朝晩のラッシュ時間帯には大賑わいになるのでしょう。
↓駅周辺の限られた土地に設けられている駐輪場には、自転車がギッシリ!

徳重(とくしげ)・名古屋芸大駅は、大正元(1912)年8月6日の枇杷島橋[廃止]~岩倉~西印田[(一宮線)廃止]・犬山間開業と同時に徳重駅として開業した駅です。
太平洋戦争末期の昭和19(1944)年に休止となりましたが、戦後すぐとなる昭和21(1946)年9月15日には営業を再開しています。
中部国際空港が開港してミュースカイが走りはじめ、愛知万博(愛・地球博)が開催された平成17(2005)年1月29日のダイヤ改正で、現駅名である徳重・名古屋芸大になりました。
駅から東へ約650メートルのところに名古屋芸術大学東キャンパスが、駅から西へ約1キロのところに同大学の西キャンパスがあるため、その最寄り駅ということがわかる駅名となったのです。
名古屋芸術大学西キャンパスに近いところには県立西春高校もあるため、普通列車しか停まらない駅ながら、利用者数はかなり多い駅です。
上下線別々の対向ホームがあり、両ホームを跨線橋が結んでいますが、改札口は上り線・下り線それぞれの犬山側にあります。
↓北名古屋市の北端近くに位置する

徳重・名古屋芸大駅は北名古屋市にあります。
かつて、駅の東側が師勝町、駅の西側が西春町でしたが、平成18(2006)年3月10日に両町が合併して北名古屋市となりました。
ちなみに、徳重は駅とその西側に広がる旧西春町側の地名です。
上の画像で赤い線で囲まれた部分が北名古屋市です。その北端に近い場所に位置している駅ということが分かります。
北の市境には桜並木で知られる五条川が流れていて、桜の季節には、電車からでもその様子を楽しむことができます。
↓岩倉市と北名古屋市の市境を流れる五条川

ところで、徳重・名古屋芸大は駅名として長いですよね。
ナカグロ「・」を含めると8文字で、瀬戸線の大森・金城学園前とともに名鉄線で最長文字数の駅名です。どちらも学校関係というところが面白いです。
辺り一帯は濃尾平野のど真ん中のため平坦な土地で、かつては農村地帯でした。
しかし、名鉄名古屋駅まで普通列車ながら所要18分、二つ先の上小田井駅からは地下鉄鶴舞線で丸の内・伏見といったオフィス街に直行できることから、名古屋通勤圏の住宅街になっています。
平坦な地にある住宅街の駅となれば、駅まで自転車を使うにはうってつけの立地です。
それだけに、徳重・名古屋芸大駅のまわりには、所狭しと駐輪場が造られていて、どこもしっかり活用されている様子です。
きっと、朝晩のラッシュ時間帯には大賑わいになるのでしょう。
↓駅周辺の限られた土地に設けられている駐輪場には、自転車がギッシリ!
